friend from infancy



「ごめん、理由があったから」



理由?



「理由ってなに!私がどんな思いだったと思ってるの?要に無視される度に…」



無意識に涙を流していた。
私がどれだけ、無視される度に傷ついてきたか。幼馴染みで家族同然だった彼に。


要は、無言のまま私に一歩近寄ってこう言った。



「いじめられてたんだ」






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