friend from infancy



名前を聞いても誰だかわからなかった。



「いい加減にしろ!」



俺に殴りかかりそうな勢いだったため、掴みかかっていたこいつを突き飛ばさした。



「…ってぇ」



そいつは、尻餅をついた。その隙に逃げようと思い走り出した。


遠くから俺を呼ぶあいつ。


俺は、振り返らず走り続けた。



「…畜生、何なんだよ」





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