friend from infancy
第一章 過去編
ストーカー k
最近このところ、視線を感じるようになった。
特に休み時間になると尚更。
気にしないように無視をしているのだが、ほぼ毎日見られている感覚がだった。
「要、今日一緒に帰ろうよ」
「っ!」
「ど、どうしたの…そんなビックリした顔して」
「あ…いや、何でもない」
「そっか。で、一緒に帰ろうよ今日」
「ああ。いいよ」
未来に話しかけられ、ついビックリしてしまった。