friend from infancy



顔近いっ何で、そんなに近いの!
つか、何で悲しそうな顔してるの?


「無視はないんじゃない!?」

「だって、相手すんのめんどくさい。だから、最後の問題も解けたし、さよなら鶴野」

「なっ、酷いなお前!」

「頑張ってねー」


プリントを持って椅子から立ち上がる。


「…」

「じゃ、行くから」

「ふん、勝手に行け!」


私は、歩き出して扉の前、一歩手前で止まり振り返って鞄からジュースを出して鶴野に向かって投げた。


「鶴野!」

「あ?っっ、おまっえ」

「頑張れー。じゃっ」


あは、鶴野めちゃ驚いてた。








< 6 / 42 >

この作品をシェア

pagetop