friend from infancy
顔近いっ何で、そんなに近いの!
つか、何で悲しそうな顔してるの?
「無視はないんじゃない!?」
「だって、相手すんのめんどくさい。だから、最後の問題も解けたし、さよなら鶴野」
「なっ、酷いなお前!」
「頑張ってねー」
プリントを持って椅子から立ち上がる。
「…」
「じゃ、行くから」
「ふん、勝手に行け!」
私は、歩き出して扉の前、一歩手前で止まり振り返って鞄からジュースを出して鶴野に向かって投げた。
「鶴野!」
「あ?っっ、おまっえ」
「頑張れー。じゃっ」
あは、鶴野めちゃ驚いてた。