friend from infancy


そう、だよね。
もぅ、あれ以来会話も目線も合わせない。でも唯一、疑問なこと…高校まで要が着いて来たこと。

要ならまだ、上の高校に行けたはずなのに…何で一緒の高校なんだろう。



「おっ伊藤ーやっとおわったんかぁ?」


「あ、先生」



そうだった。今は要なんかどうでもいいじゃん。数学のプリントを先生に渡して早く帰ろう。



「はい、終わりました。これです」



先生にプリントを渡す。



「おっ了解。間違いなく受け取りました」


「じゃあ、先生、私はこれで帰ります」


「んーさよなら」








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