依存症人生1
最後の暴力
拉致事件が終わって、しばらくは
ラブラブな日々が続いた。
でも、後になって思えば…
あの時の私は、ワガママで、
調子にのってて、あっちゃんは
きっと我慢することが多かったはず。
愛されてる自信がありすぎて
彼を思いやる事が
おろそかになってたんだ。
○○がカッコいいとか…
○○にコクられたとか…
ほのめかして彼を不安にさせてた。
決定打は…
一本の電話から始まった出来事。
施設を脱走して、旅立った
ヒロキ君と一緒に居たK君から。
K君はヒロキ君と
一緒に組んだ同じヒッチハイク組。
ヒロキ君の行く末を聞きたいのと
懐かしさと…
もしかしたらK君への好意も
多少はあったかもしれない。
施設を出て、自宅に戻ったという
K君に会いに、私は、
片道一時間以上の電車の距離を
会いにいった。
駅に迎えに来たK君は相変わらず
悪そうな外見に、悪そうな友達を
引き連れていたが、私に対しては
以前のように、優しかった。
K君は脱走時、まさかの中1
(この時、中2)だったけど
かなりの男前で、ませていて
彼女持ちで、やることやってて…
そんなだから、彼の家で二人きりに
なった時、押し倒されても
そうは、驚かなかった。
ただ、彼がヒロキ君を裏切る行為を
アッサリしようとしたのが切なかった。
彼らの結末(ヒロキ君の場合②参照)は
この時、K君から聞いたんだ。
私は、拒んだ。
少し強引だったK君も
本気で無理やりしようとはしなかった。
また、遠い道のりを帰った。
K君との接触はこれが最後だ。
ヒロキ君の、その後も分からない。
家に帰った私は、
まだ少しドキドキしていた。
かなりのイケメンのK君に
押し倒されて拒んだものの…
後から後から、気になり始めた。
それを彼氏のあっちゃんに、
いつものノリで
K君の事が気になる~
なんて調子にのってボヤいたから…
とうとう我慢の限界で
あっちゃんはキレて…
初めて私に手をあげたんだ。
殴ったり、蹴ったり…
たまってた不満を吐き出すように…
浮気も裏切りも我慢できるんだけど
暴力だけは、受け付けない私は…
ただ、夢中で叫んでた。
「別れる!もう別れる!」
とにかく、泣きながら
何度もそう、繰り返したんだ。
ラブラブな日々が続いた。
でも、後になって思えば…
あの時の私は、ワガママで、
調子にのってて、あっちゃんは
きっと我慢することが多かったはず。
愛されてる自信がありすぎて
彼を思いやる事が
おろそかになってたんだ。
○○がカッコいいとか…
○○にコクられたとか…
ほのめかして彼を不安にさせてた。
決定打は…
一本の電話から始まった出来事。
施設を脱走して、旅立った
ヒロキ君と一緒に居たK君から。
K君はヒロキ君と
一緒に組んだ同じヒッチハイク組。
ヒロキ君の行く末を聞きたいのと
懐かしさと…
もしかしたらK君への好意も
多少はあったかもしれない。
施設を出て、自宅に戻ったという
K君に会いに、私は、
片道一時間以上の電車の距離を
会いにいった。
駅に迎えに来たK君は相変わらず
悪そうな外見に、悪そうな友達を
引き連れていたが、私に対しては
以前のように、優しかった。
K君は脱走時、まさかの中1
(この時、中2)だったけど
かなりの男前で、ませていて
彼女持ちで、やることやってて…
そんなだから、彼の家で二人きりに
なった時、押し倒されても
そうは、驚かなかった。
ただ、彼がヒロキ君を裏切る行為を
アッサリしようとしたのが切なかった。
彼らの結末(ヒロキ君の場合②参照)は
この時、K君から聞いたんだ。
私は、拒んだ。
少し強引だったK君も
本気で無理やりしようとはしなかった。
また、遠い道のりを帰った。
K君との接触はこれが最後だ。
ヒロキ君の、その後も分からない。
家に帰った私は、
まだ少しドキドキしていた。
かなりのイケメンのK君に
押し倒されて拒んだものの…
後から後から、気になり始めた。
それを彼氏のあっちゃんに、
いつものノリで
K君の事が気になる~
なんて調子にのってボヤいたから…
とうとう我慢の限界で
あっちゃんはキレて…
初めて私に手をあげたんだ。
殴ったり、蹴ったり…
たまってた不満を吐き出すように…
浮気も裏切りも我慢できるんだけど
暴力だけは、受け付けない私は…
ただ、夢中で叫んでた。
「別れる!もう別れる!」
とにかく、泣きながら
何度もそう、繰り返したんだ。