~天使ロード~
ハァーハァー、思いっきり走った私は息が上がり苦しくなった。
何でこんなに苦しくなるの………


「美桜大丈夫?」


「うん」


莉央が心配そうな眼差しを私に向ける。


「今日はもう帰ろっか」


「ううん、行く!
沢山莉央と思い出作りたいし!!」


「そかそか
じゃあ、行こ!」


莉央は優しく私の頭をポンポンして、撫でてくれた。


それだけでも私はすごく嬉しい。
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