~天使ロード~
「風邪ならもうとっくに治っちゃった!
昨日池治先生が卵がゆを作ってくれたおかげかな?」
「そうか!それは良かったな
それより美桜、俺には時間がないんだ…
美桜だって知ってるんだろ?
お父さんがガンで亡くなったこと」
「うん、知ってるよ…
今日はお父さんとタイムカプセル探しするんでしょ?」
「あぁ、そうだな」
「お父さん、いつもありがとう
ずっと言えなかったから
自転車も嬉しかった!でも乗れていないんだ…」
「どうしてだ?」
「寂しくなっちゃうから」
「美桜、ごめんな
お父さんが美桜を守れなくて
でも美桜はもう大切な人を見つけたようだね」
「うん…
佐藤工って言うの
お父さんに会わせてあげたいな!」
「会えるよ!必ず!
それより早く準備しなさい
お父さんと一緒に家に帰ろう!」
「え?」
「タイムカプセル探しは家でやるんだよ」
「うん分かった!
すぐに準備するね!」
それから数十分後…
準備を終えた私がリビングに駆け寄ると、コーヒーを呑んで一休みをしているお父さんがいた。
やっぱり夢じゃないんだ!
良かった。
昨日池治先生が卵がゆを作ってくれたおかげかな?」
「そうか!それは良かったな
それより美桜、俺には時間がないんだ…
美桜だって知ってるんだろ?
お父さんがガンで亡くなったこと」
「うん、知ってるよ…
今日はお父さんとタイムカプセル探しするんでしょ?」
「あぁ、そうだな」
「お父さん、いつもありがとう
ずっと言えなかったから
自転車も嬉しかった!でも乗れていないんだ…」
「どうしてだ?」
「寂しくなっちゃうから」
「美桜、ごめんな
お父さんが美桜を守れなくて
でも美桜はもう大切な人を見つけたようだね」
「うん…
佐藤工って言うの
お父さんに会わせてあげたいな!」
「会えるよ!必ず!
それより早く準備しなさい
お父さんと一緒に家に帰ろう!」
「え?」
「タイムカプセル探しは家でやるんだよ」
「うん分かった!
すぐに準備するね!」
それから数十分後…
準備を終えた私がリビングに駆け寄ると、コーヒーを呑んで一休みをしているお父さんがいた。
やっぱり夢じゃないんだ!
良かった。