~天使ロード~
車で数分の所にある教会に無事に着くと、私は無意識に工と手を繋いだ。


「お父さんに見せびらかすつもりか?」


「違うよ!あー!」


「今さら気づいたのか?」


「お菓子食べるのを忘れたー!」


「美桜、少しは場の空気を考えなさい!」


「ごめんなさい!」


「もう、美桜のくいじだけは譲らないからなぁ」


「へへっ」


「へへって、美桜食いしん坊だったのか!?
まぁ、確かにお菓子大量に持ってきていたからね!」


「工まで何よ」


「ごめんって!」


「まぁまぁ落ち着きなさい!二人とも」


「はーい」


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