~天使ロード~
私は二人を無視するかのように、カバンを持って教室の外に出ようとした時…
教室の扉は誰かの手によって閉められ、開けようと扉に手をかけても開かない。
何これ…
一体これから何が起こるの…?
「里中さん、逃げようとしてもムダよ!
ほら、あなたからも何か言ってやりなさいよ!!」
「美桜、青柳さんのことは絶対に見下さない方がいいと思うよ?」
これは昔親友だった、笹倉莉央(ササクラリオ)の最後の忠告だったのかもしれない。
私と莉央は入学式当日、広い校舎の中…
自分の教室がどこか分からなくて悩んでた。
私が地図を見ながら、眉間の皺を寄せ悩んでいたら莉央がやって来た。
「やばい、遅刻だねー」
「広すぎて分かんない…
クラスどこ?」
「私はF~
あなたは?」
「私はGだよ!」
そんな他愛ない会話をしていたら、先生がやって来て"あなた達何やってるの?"ってこっぴどく怒られた。
理由を説明したら理解してくれたみたいで、親切に教室まで教えてくれた!
それから莉央とメアドを交換して仲良くなった。
体育の時間は、教室が隣同士だったから一緒にバドミントンをやったり、バスケしたり、授業中なのにも関わらず…
椅子に座って恋ばなしたり、本当にあの頃は楽しかった!!
同じクラスになれた時は、本当に嬉しくて…
お互い抱き合いながら泣いた。
本当に嬉しかったから。
でも今は違う。
もうあの頃には戻れないのかな?
前の莉央に戻って欲しい。
今の莉央の笑った顔見たことがない。
いつも暗い顔をして落ち込んでる。
だから、いつかまた莉央の笑った顔が見たい。
一緒にまた笑いあいたい。
教室の扉は誰かの手によって閉められ、開けようと扉に手をかけても開かない。
何これ…
一体これから何が起こるの…?
「里中さん、逃げようとしてもムダよ!
ほら、あなたからも何か言ってやりなさいよ!!」
「美桜、青柳さんのことは絶対に見下さない方がいいと思うよ?」
これは昔親友だった、笹倉莉央(ササクラリオ)の最後の忠告だったのかもしれない。
私と莉央は入学式当日、広い校舎の中…
自分の教室がどこか分からなくて悩んでた。
私が地図を見ながら、眉間の皺を寄せ悩んでいたら莉央がやって来た。
「やばい、遅刻だねー」
「広すぎて分かんない…
クラスどこ?」
「私はF~
あなたは?」
「私はGだよ!」
そんな他愛ない会話をしていたら、先生がやって来て"あなた達何やってるの?"ってこっぴどく怒られた。
理由を説明したら理解してくれたみたいで、親切に教室まで教えてくれた!
それから莉央とメアドを交換して仲良くなった。
体育の時間は、教室が隣同士だったから一緒にバドミントンをやったり、バスケしたり、授業中なのにも関わらず…
椅子に座って恋ばなしたり、本当にあの頃は楽しかった!!
同じクラスになれた時は、本当に嬉しくて…
お互い抱き合いながら泣いた。
本当に嬉しかったから。
でも今は違う。
もうあの頃には戻れないのかな?
前の莉央に戻って欲しい。
今の莉央の笑った顔見たことがない。
いつも暗い顔をして落ち込んでる。
だから、いつかまた莉央の笑った顔が見たい。
一緒にまた笑いあいたい。