~天使ロード~
家の玄関を出て、いつも通りの通学路を歩いていた。

すると、河川敷の上を自転車で漕いでいる佐藤くんがいる。


ばったり鉢合わせしたのにも関わらず、私に見向きもせず去ってしまった佐藤くん…


そりゃ仕方がないよね。


私ってクラスからしたら存在薄いから。


それに…昨日のことを許してくれるはずがない。
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