やっぱり好き。
「麻里香!」
司に呼ばれて振り返ると...
あっという間に司の腕の中。
「つ、かさ?どーしたの?」
さっきから司がおかしいよー。
「お前さ、その格好で教室戻るつもり?」
え.....?
司は私の胸元を指差した。
「あーーー!」
さっき小山くんに外されたボタンが外れたままになっていた。
これじゃあ下着が丸見えな状態。
「さっきからお前は俺を誘ってんのか?」
司の顔が近づいてくる。
私は逃げ場を失った。
だって後ろは壁だったから。