キスの日*今までで最高のキスを。
「あたしは、利樹が好きだ!
大好きだ‼︎この想いは誰にも負けない」
利樹との距離はほぼ皆無。
ピッタリくっついてる状態で、利樹の真っ黒な瞳を見て話す。
「…うん」
「キスの日ってのに、流されるのは嫌だけど、利樹の意見を尊重しようと思う」
「えっ…?」
「キスの日だから、キスしよ?」
今日一番の笑顔を、見せれたと思う。
利樹の顔が、さっき以上に赤くなって、くっつけたおでこから利樹の体温が伝わってくる。