ハンズ
「どおりでーーー
今朝からの、千尋ちゃんの態度。
やっと、納得できたわ。

昨晩、君が千尋ちゃん送ってくれたんだよね。」

ヒマワリが咲いた様にその女性は笑うと、俺の手を取って病室の横の待合室へと促す。


「千尋ちゃんのお見舞いに来たんでしょ。
その前に、話しておきたい事があるんだけど…
いいかしらーー」
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