ハートの形した花




翌日の放課後、俺たちは納涼大会の打ち合わせをすることになった。




最終的にメンバーは、




俺、九、住岡、大島、琴吹、西田、恋ヶ窪、白石、高柳、そして相生の10人になった。
これだけ揃えば、十分だ。




「さて、じゃあ、まず役割を決めるか」




住岡の提案で役割を決めることに。




「役割ってゆーても、何がいるんや?」




高柳の言うように、俺もしっくりこない。




「まあ、まずは、これを仕切るリーダーがいるな・・・みんなは誰がいいと思う?」




住岡の言葉にみんなが視線を向ける。




俺に。




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