ハートの形した花




リビングのソファーに座る。




「ねえ、北村先生、なんて言っとった?」




「なんか、相生のお母さんにかわってくれって」




「そっかー。やっぱりダメなんかね?」




俺たちは相生のお母さんの電話が終わるのを待った。




そして、10分後、相生のお母さんがやってきて、




「6月4日の昼の2時からなら使わせてくれるって!良かったわね!」




なんと、話が通ったのだ。




< 251 / 345 >

この作品をシェア

pagetop