ハートの形した花




拍手が聞こえる。




中に入ると、なんとクラスのみんながいた。




どういうことだ!?




「遅かったね、京介くん。さあ、座って!」




九が俺の腕を引っ張り、黒板の前に出された椅子に座らされる。




「あの、これ・・・どういう・・・」




すると、九は、黒板を指さした。




黒板を見た俺は、再び九へと向き直る。




黒板にはこう書かれていた。




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