星野先輩





「戸田さん、ちょっといいかな?」






「ん?吉川くん?どうしたの?」





この時、気づけていれば良かったな、と今でも思う。




「裏庭…いい?」






「うん!」






先輩と一緒に帰れることに浮かれていた私は、何もかもが無防備だったのかもしれない。















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