ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~
「好きです。」
『はいはい、聞き飽きた。言い訳するなら聞いてやるけど、ど~なんじゃ。あいつとは。』
なんだか、彼氏と彼女の会話みたいだった。
「今日も無理矢理抱きつこうとしてきたので、それを阻止しただけです。晴斗さん、ひどいです。よりによって、どうして、自分のことを好きな女性にあんなことするんですか!!山田のお姉さんもあんなことされて期待しちゃうと思います・・・」
『山田の姉ちゃんのことはどうでも良くて・・・陽菜の気持ちはど~なんじゃ?ああいうのを見て、どんな気持ちになった?』
王子ってば・・・かなりのS??
何を言わせたいの?
「そんなの・・・わかってるくせに。もう、めっちゃ悲しかったです。本当にからかわれてるのかなって思って、今、泣いてました。もう二度と電話できないような気がして・・・本当は彼女いるんじゃないか、とかいろんなこと考えて、涙が止まらなかったんです・・・」