ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~



「王子ぃぃぃ??なんで?」



「王子だぁ!!!」





私と亜沙子は、大声を出して、その場にしゃがみ込んだ。




王子、研修ってこれ?



てっきり、ホテルの会議室とかで研修を受けてるんだと思っていたのに。




「王子・・・その帽子似合いすぎです。」




私は座り込んだまま、王子のボーイ姿に見とれていた。




「お客様、こちらへどうぞ・・・」




王子は、市役所見学の時の営業スマイルで、微笑みかけた。






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