ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~
遅刻して、教室に駆け込んだ私と亜沙子を待っていたのは、これまた偶然・・・小早川だった。
現代文の先生が休みだからと、代わりに小早川が授業をしていた。
小早川は、あからさまに驚いた顔をした。
亜沙子のはれた目を見たからだろう。
教師なのに、だめじゃん。
そんなにびっくりした顔で、亜沙子を見たら・・・勘付かれるよ。
「佐藤、津田・・・放課後、国語準備室へ来なさい。」
また呼び出された。
今度は2人で。
小早川・・・きっと、亜沙子のこと、少しは好きなんだ。
でも、生徒だし・・・どうすることもできないよね。