ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~



「じゃあ・・・私が20歳になった時、もし晴斗さんが一人だったら付き合ってくれますか。」




「おぉ、お前20歳になったら、ちょっとは大人になってんのかなぁ。でも、彼女とやり直すことになったら、俺は結婚しようと思ってる。だから・・・期待すんなよ。」





今日の王子は、今までで一番優しかった。



それが悲しかった。



いじわるを言って欲しかった。






「俺がどうして陽菜の高校の校舎を見ていたか・・・教えてやろうか?実は、俺の好きな女は、お前の高校で働いてる。内緒にしておくつもりだったんだけど。」





私は、頭の中が真っ白になった。



< 207 / 466 >

この作品をシェア

pagetop