ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~
王子は車を走らせた。
ドライブの間に、ラブホテルっぽい建物があって、また王子は私をからかって遊んだ。
「陽菜・・・俺とひとつにならないか?」
「え・・・」
「ぶははははは!!今、本気にした?ば~か!ガキとそんなことするかぁ!!」
でも、いつかそんな日が来るのかな。
王子と・・・
キャーーーーー
「何、赤くなってんの?陽菜のエッチ~!」
1時間のドライブえ、王子は少しだけ話してくれた。
新井先生は、王子と別れている間何度か浮気をしたと白状したと。
王子は、それは薄々気付いていたし、それを聞いても悲しくなかったと。
だから、俺はもう、お前だけが好きなんじゃ・・・と・・・
運転しながら、ボソっと言われたけど、
ものすごく嬉しいセリフ。
結局今日もキスはなかった。
でも、指輪をもらった。
好きだと言ってくれた。
幸せ過ぎて怖いくらい。