ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~
「あ~、津田。今日の放課後時間あるか?」
思い出したかのように、小早川は振り向いて亜沙子に言った。
「は、はい!!あります!」
素直でかわいい亜沙子。
「放課後、国語準備室に来てくれないか?」
くくくく・・・
思いっきり、誘ってんじゃん。
小早川・・・
「小早川先生、私、邪魔しに行ってもいいですか~?」
私がふざけてそう言うと、小早川はドキっとするようなかっこいい表情をした。
「だめだ。邪魔はさせない。」
冗談とは思えない真剣な表情で、小早川はそう言って、去って行った。
もちろん、亜沙子はそのまま廊下にしゃがみ込んで、顔を真っ赤にして興奮していた。
「今の顔、かっこよかったね。だめだ、邪魔はさせない・・・だって!!小早川のキャラじゃないよ~あははは!!」
冗談抜きで、これはイケるかも知れない。
亜沙子の恋・・・遂に!!!