最強な族
ブォーンっブォーンっ

バイクのふかした音がした。
私の好きな人

私は気づいてしまった
怜斗のことがどうしようもなく好きって事を

駐車場にバイクを止めこっちへ歩いてきた。
怜斗「聖奈、怪我は??」
怜斗の顔が優しくて心配してくれて
嬉しかった
『なっ、ない!!///でも、カイリが!!』

カイリの姿がボロボロだった
わたしのせいだ
なんてことを
怜斗「斗真、聖奈をよろしく頼む。決着つける。虎蛾(とらが)の奴らだろ。」
いつのまにかいたのか、斗真がいた
斗真「わかった」

『怜斗!怪我はしないで!!』
怜斗好きだよ

怜斗「あぁ」
と楽勝そうな顔して走って行った



斗真「行こう。聖奈ちゃん」
怜斗がすごく心配だから
ついわたしはわがままを言ってしまう

『やだ。怜斗待ってる』
ごめんね、斗真。わがままで
斗真困った顔をすると
斗真「うーん、怜斗は無事戻ってくるよ。
世界1の龍騎総長だよ?安心しなよ」
斗真は優しい。でも、その優しさが罪なのかもしれない

『わかった』
斗真は笑顔になった「わかればよろしい」と言って小さい子のように頭をなぜなぜしてくれた

斗真「あー、さっきの連中はね、虎蛾って言うんだ。あいつらは僕らの危険人物だね
気おつけてね」
あーたしかに目がおかしかった。

私はそのまま家まで斗真に送っててもらってゆっくりした
その夜怜斗は無事か元気か不安で眠れなかった。
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