16歳~君への思い~
1日目が終わり部活動の見学時間となった。
私は吹奏楽部に入る予定でいたので
すぐに音楽室に向かった。
ホントはまだ部活動見学期間なので
入部届は出さなくていいのだが
私は吹奏楽部にしか興味なかったので
入部届をだして帰ろうと思ってた。
音楽室の扉を開けると
そこには大勢の人がいた。
そしてその人たちは入部届を持っていた。
その先頭には小野崎がいた。
その時そこいたひとはみな
「小野崎と同じ部活に入れてよかった~」
と言っていた。
私はその言葉を、ここには
心から吹奏楽部に入りたい人は
少ししかいないということを悟った。
「みんな小野崎目当てなんだ....」
私は入部届をだしてすぐ家に帰った。
なぜか、とても悲しかった。
心から音楽をやりたい人がいないことに
悔しかった。
そのまま、私の
高校生活1日目は、おわった。
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