16歳~君への思い~
高校に入学して一週間たった。
仲の良い友達もできた。
そして今日から部活が始まる。
私は楽しみにしていたのだが
少しだけ行きたくなかった。
理由は部活のメンバーが
小野崎目当てで入っているからだ。
「はぁ....。」
私がため息をついていると、
横から声をかけられた。
私は声がした方をみるとそこには
小野崎がいた。
「はぁ....。」
「あ、お前今俺を見てため息ついたろ!
まったくこれから部活なのに
何ため息なんかついてるんだよ。」
「....あんたのせいよ。」
私は小声で小野崎の言葉に返事をした。
小野崎には聞こえなかったみたいで、
私が反応しないので「いくぞ。」といって
音楽室に向かっていった。
私は行く場所が同じだからそのままついて行った。

音楽室につくと楽器決めが始まった。
すべての楽器を試して
その人に向いている楽器を探すらしい。
私は全部の楽器を、試し終わって
先生からの説明を受けていた。
どうやら楽器は、明日発表らしい。
私は楽しみにしながら家に帰った。

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