サヨナラと大好きの雨
あり得ないから。




あんな怖い先生…だって、先生だし?


あれは多分イケメン効果がギャップとやらで。



先生を…好きになっちゃうなんてないない。



「やば!電車あとちょっとで出ちゃう。」


気を紛らわすために見た時計が差していた時間が電車の発車時刻ギリギリで、
私は駅まで駆け出した。


その間に先生に抱いていた感情はすっかり消えて、家に着く頃には忘れていた。


< 18 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop