先輩×後輩*林さんの恋
一回、家に鞄をおいてお母さんに人こと伝え、公園に向かった。
もう、眞白はきていてぶらんこに座っていた。
私は駆け寄って、隣のぶらんこに腰かけた。
「ごめん、まった?」
「待ってないよ、今来たもん」
「それならいいけどさ。あ、話ってなに?」
大事な………話。
「紗綾、びっくりしちゃうかも」
「えー?」
「紗綾、悲しむかな?」
用件をなかなか言わないから、余計に怖い予感がしてきた。