先輩×後輩*林さんの恋



私は先に公園について、ブランコに腰かけた。


しばらくすると、翔がやってきた。


「おまたせ…」


何気に元気がない翔。もしかして、会いたくなかったのかな…?



それでも、いつも通り対応した。


「ううん、大丈夫。今来たところだし」

「そっか、」

「話し、あるんだけど…」


隣のブランコに座っている翔に聞いてみた。

「あ、やっぱりか…」


そういって、翔は少し悲しそうな顔をした。


私は気づかない振りをして、話し始めた。






< 72 / 96 >

この作品をシェア

pagetop