水色涙、赤色涙
屋上
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理沙「砂歩!?」


砂歩「……ぁ、理沙」


砂歩は車椅子に乗っていた。


砂歩「私ね。多分



もうすぐ死んじゃうんだと思う。」



理沙「そんな、そんなことないよ」



砂歩「あるんだよ。



でね、あたし、理沙と会えてよかった。



あたしにとって理沙は


最初で最後の友達。


たった一人の親友なんだよ。」



理沙「え?それってどういう?」



砂歩「ずっと小さい頃からびょういんせいかつでね。


退院して学校いってもなかなか



友達作れなくて。」




わたし達は手を繋いで空を見上げて


こう言った



『ありがとう』





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