何万回もの笑顔 ~最後の笑顔~




「お姉ちゃん。こんにちは。
矢野水菜(ヤノ ミズナ)って言うの。」


「こんにちは…。
水菜ちゃんね、よろしく。」


私は、点滴をうってもらい、さっきよりは、楽になった。


「お姉ちゃんのベッド、いってもいい?」


「いいよ。」


私がそういうと、
水菜ちゃんは私のベッドに乗った。


「水菜ちゃんは、何年生?」


「水菜は小学2年だよ。」

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