一日だけの夏恋



夏のギンギンの太陽が、

海の中にもぐりはじめた。








僕は海沿いを先にいってしまう彼女の後ろを歩いていた。



僕と彼女の距離は、3メートル。



しかし、

一日中

ずっと一緒にいても、

心の距離は、千メートルも離れたまま。


つかんでも

つかんでも

僕の手の平から君の心はこぼれてしまうんだ。

























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