あなたと生きたしるし


「あらら。ごめんねっ!」



私達はそれから他愛のない話をしながら部活の見学をしていた。


でも、マネージャーさんは大変そう…



侑奈先輩はすごく働いていながらも少しでも時間があると私のところに来てくれた。




「そろそろ部活終わるから帰る準備してもいいよ?」


「あ、ありがとうございますっ。」





私は、帰る準備をして玄関で有希が来るのを待つことにした。



それにしても、一輝かっこ良かったなぁ。


普段の学校生活と違う顔をする一輝。



 ……ドキッ



顔を浮かべるだけで胸が締め付けられて苦しい。


私、一輝に恋してるのかな…





< 36 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop