あなたと生きたしるし
素敵な時間
ドキドキ
有希は彼女と帰っちゃうし。
彼女どんな人か聞いとけば良かったー
さて、帰りますか……
もう、真っ暗じゃん。
こんなので一人で帰るのかーー…。
玄関なんて夜こんなに気味悪いんだ…
こ、怖い…
なんかでてきそ…
ん?今なんか動いた???
そんなことを思ってると
「うっわっ!!!」
「ぎゃぁぁぁあーー!!!」
下駄箱の影から出てきたのは一輝。
本当にびっくりした…
驚かせた一輝はケラケラ笑ってるし。
「おいっ!一輝のせいで寿命10年縮んだ!」
「がはははぁっ!」
「ちょっと!いつまで笑ってるの!」
「だって、驚いた時の声。もっと女の子らしい声出せよ…、はぁ、腹筋崩壊するわ。」
「もう、一輝なんて知らない。」
もう、いいもん!一輝なんて知らない。
こいつに構ってないで早く帰ろっと。