別冊 当て馬ならし
遂に姉のお見合いは8か国目だった。
最初に覚悟をしたのに、
おねぇちゃんは帰ってきた。

お見合い国の跡目争いに決着をつけて、
お相手に運命の伴侶を見つけて
帰ってきた。
そして・・・一緒に泣いた。

でも、さすがだなって・・・
人の国の情勢の安定までやってのけたのに
結局、王子様は
別の人に取られちゃったのに・・・

おねぇちゃんは最後は
『幸せになってほしい』って笑う。

それが・・・続きに続いて7か国。
付いた仇名は『当て馬姫』
でも・・・当て馬にされちゃった国は
繁栄確定という事で、
おねぇちゃんは無駄にそういう話の時に
呼ばれやすくなってる。

しかも、磨き上げた美ボティは
女のあたしから見ても
うっとりだ。

綺麗な形の胸に
引き締まったウェスト、
プリンとあがったお尻

なんで、王子様たちは
おねぇちゃんを
ちゃんと見てないのかしら・・・
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