別冊 当て馬ならし
だから好きで居ることを
辞められたらどんなに楽だろう・・・

あたしは、この国への
悪意を摘む事ができる。
だったら、あたし自身の
彼に対する思いを・・・
摘む事をできたらいいのに・・・

好きだっておもわなきゃ・・・
ただの幼馴染として・・・
辛いときは甘えて・・・
彼の幸せを祈って・・・
国の為になる人を迎えて・・・
王になってもらって・・・
最近どうしても、
彼を思うとこの結論に
行きついてしまう・・・
これが呪いじゃなくて

・・・なんだっていうのさ!
< 69 / 122 >

この作品をシェア

pagetop