別冊 当て馬ならし
「少し休んだら戻るぞ、
向こうも片付いてんだろう」
そう、いつものセルヴァンが
あたしの頭をなでながら
岩壁に背を預け隣に座る。
「助かった、補助ありがとうな」
優しく労われる。
・・・・・こういう顔をされると
・・・胸がドキっと反応してしまう。
そして、強く思う
・・・好きって・・・
そう思ってしまう。
この3日間はあたしは
ただただ浮かれて、
勝手に落ち込んで、
拗ねてた。
折角一緒に居るのに
・・・どんどん苦しくて
・・・セルヴァンが遠く感じてしまって
・・・片意地はって対抗しようと
してたのに。
彼はいつもの彼で
・・・大人だった。
そして・・・そんな彼を
・・・あたしはやっぱり
・・・『大好き』だったのだ。
向こうも片付いてんだろう」
そう、いつものセルヴァンが
あたしの頭をなでながら
岩壁に背を預け隣に座る。
「助かった、補助ありがとうな」
優しく労われる。
・・・・・こういう顔をされると
・・・胸がドキっと反応してしまう。
そして、強く思う
・・・好きって・・・
そう思ってしまう。
この3日間はあたしは
ただただ浮かれて、
勝手に落ち込んで、
拗ねてた。
折角一緒に居るのに
・・・どんどん苦しくて
・・・セルヴァンが遠く感じてしまって
・・・片意地はって対抗しようと
してたのに。
彼はいつもの彼で
・・・大人だった。
そして・・・そんな彼を
・・・あたしはやっぱり
・・・『大好き』だったのだ。