甘い唇は何を囁くか
「遼子と永遠を生きるのは、この俺だ!」

困惑しながらも舞い上がってる私の前で銀の髪の彼が噛み付くように怒鳴った。

ええええ…!!??

う、嘘でしょーー?

待った、あ…ドッキリとか??

そうなんじゃない?

どっかにカメラとか…いや、あるわけないか。

「遼子…愛してる。愛してる。愛してる。」

「え…え…や…。」

いやいやいやいや

反則だよ

めちゃくちゃカッコいい…こんな人が…。

「冗談…は、やめてください…。」
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