secret act Ⅱ
「ちっさい男ねー」
ポツリ聞こえた声は優菜さんで呆れたような顔をして翔貴さんを見ているけど
「......」
翔貴さんは完全にシカトしていた。
そして、食べ終えたのに気づいた翔貴さんが私の方に向いた。
その顔はさっきまでとは少し違っていて、これから何かあると思い気を引きしめた。
──きっと、あまりいい話ではない.....
「裕美。昨日の詳しいことも含め話がある。
親父達がいるのもその為だ。」
この日を境に私も私の周りも大きく変わり始める.....