secret act Ⅱ


一瞬...


ほんの一瞬だったと思う...



にも拘らず、その感覚は消えない。

今もどこかでこっちを見ているんじゃないかと思う。










─────どれくらい見続けていたのか私の肩を抱いている翔貴さんの手に力が入った。



チラッと翔貴さんを見上げると目が合い



「移動しましょうか。」


右京さんの声で今の状況を思い出した。


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