secret act Ⅱ
「さっ。早く食事をすませて帰りましょう。準備もありますので。」
何事もなかったかのように右京さんがそう言うと同時に翔貴さんの手に力が入りここから立ち去ろうとする。
『えっ、ちょっ..!』
止まろうと足に力を入れた.....けど
「もぅ大丈夫だ」
だ、大丈夫って.....
用は済んだとばかりに進もうとする。
何がどうなったかわからないままなのが気になって
『で、でも....』
抵抗しようと翔貴さんを見上げた。
目が合うと翔貴さんが微笑みそのままゆっくり顔が下りてきて「チュッ」と音がした。