secret act Ⅱ



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15時すぎ、翔貴さんの家に戻った。


いつもより外にいる人が多く、忙しそうにしている。


『ただいま』

と玄関に入れば廊下の奥から

「遅い!!ちゃんと見せ付けてきたんでしょうね!?」

急ぎ足で優菜さんが駆け寄ってきた。


それに翔貴さんは「あぁ」と言いながら私の肩を抱き寄せた。


「フフフッ。じゃぁいいわ。準備するから裕美連れて行くわよ!」


優菜さんはご機嫌な様子で、有無も言わさずまだ靴を脱いでなかった私の手を掴んでどこかに連れて行こうとするから慌てて靴を脱いだ。


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