帰宅部の山倉です
そして今

瞬間移動の特訓をしている

「...あのさ、これ
 ただ正座してるだけじゃね?」

友くんがツッコむようにそういった

「わかってないなぁ、友は!
 集中力を高めてんだよ」

っちっちっちと鳴らしながら

海翔殿は人差し指を左右にふった

「そうなんだ!」

「そうなのか」

祐殿と冬雪殿は驚いていた

「僕はてっきり足を鍛えてるのかと...♪」

「俺はてっきり無駄な時間を費やしているのかと...」
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