帰宅部の山倉です
「ボタンは第一ボタンまでとめる
 ネクタイも締める!
 髪も黒に直してくるのだ
 よいな!!!...って友くん!?」

最後まで言い切るまでわからなかった

あーちゃん

そっか、あーちゃんは風紀委員だったね

「どうしたのだ!?いきなりそんな
 恰好をして...」

わたわたしながら俺の顔を見る

身長差的にあーちゃんは上目づかいに

なってしまう

可愛さ倍増である

「あーちゃん――――!!!」

俺は甘えるように抱き着いた
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