帰宅部の山倉です
「あーちゃん、怪我とかしてない?」

「......」

「あーちゃん?」

「は、はい!!!」

「大丈夫?赤いよ」

「こ、これは...、と、友くんが
 好きって言ったからで...」

私は手で頬を覆った

「......っ、あ、あれは...
 その、ホントの事だよ...」

少し頬が赤く染まっていた

友くんはゆっくり私を降ろして

ポケットから何かを取り出した
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