僕の行方
少年の名は、本町 呉汰(ほんまち くれた)
17歳の高校生である。
彼は最近ついていなかった。
なぜだかは不明だ。
必ず身体のどこかを壁やドア、物に思いっきりぶつける。
これはもう毎日の習慣となりつつあった。
高校へは自転車で通っていたのだが、
その自転車のカギをなくしてしまった。
予備のカギもない。
つまり、自転車に乗れないのだ。
仕方なく、学校へは歩いて行っている。
40分かかるのだが…しょうがないのだ。
などなど、ついていなかった。
17歳の高校生である。
彼は最近ついていなかった。
なぜだかは不明だ。
必ず身体のどこかを壁やドア、物に思いっきりぶつける。
これはもう毎日の習慣となりつつあった。
高校へは自転車で通っていたのだが、
その自転車のカギをなくしてしまった。
予備のカギもない。
つまり、自転車に乗れないのだ。
仕方なく、学校へは歩いて行っている。
40分かかるのだが…しょうがないのだ。
などなど、ついていなかった。