ボランティア


洗濯物を干し終わって、そっと寝室に向かった

そろそろお昼ご飯の時間だけど…

気持ち良さそうに熟睡してる和波さんを起こすのは忍びないわ


そっとベッドサイドに近付き、和波さんの寝顔を観察


長めの前髪がサイドに流れてる
睫毛、長いなぁ
肌…綺麗…髭、薄い方なのね

唇…柔らかそう…


触れたいな



無意識にそんなこと思ってたら


無意識に体が動いてて


自分から唇を重ねてた



思ってたより和波さんの唇は柔らかくて甘くて…


…好き…でも、離れなきゃ…!?


離れようとしたとき、寝てるはずの和波さんの左手が私の後頭部に添えられ動けない


…え?もしかして和波さん、起きてる?


深くなるキス…
絡まる舌…


…やばぃ…キス、気持ちよすぎる
意識がとびそう



和波さん…夢の中で誰を思ってキスしてるんだろう

こんなに優しいキス…
私だけなら良いのに



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