ボランティア


「…蘭…体洗ってやろうか?」


「!?は…ハレンチな!!」


「ぶっ!蘭って…面白いな」


「…それって誉めてま……!!!」


そろそろ髪を洗おうと立ち上がった俺…

同じタイミングで、今まで前を向いてた蘭が俺の方に振り向いた


「…ひゃっ…か…和波さん…の…お…おっきいのが!!」


「…蘭…声がデカイ///」


再びブクブクとお湯に潜ってしまった

全く…ピュアなんだか、痴女なんだか…


手早く髪と体を洗って、俺は先に上がった




蘭が上がるまで、熱を冷まそうとベランダに出た。
風がひんやりして気持ちが良い



そういえば、兄貴も蘭の事好きって言ってたよな…
本気なのかな?
取り敢えず、蘭には兄貴に近付くなって言っとかないとな


蘭が風呂から上がる音がして、俺も部屋に入った






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