ボランティア


色々一人で思い返しながらにやけていたらしい。蘭は不思議顔で俺を覗き込んできた



「…今から楽しくて嬉しいことが起こる気がするんだ」


俺は蘭の手を握り、1番診察室のドアをノックして診察室に入った



『南戸さんですね?おめでとうございます。妊娠されてますね』


女医さんが笑顔でそう告げた






~fin~
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